いっちゃんの VIVA! ちゅーこーねん

これまで何十年もの間、社会のため、家族のため等でがんばって生きてきた中高年の人たちが、これからの人生、笑顔で楽しく自分らしく生きられるように...そんな彼ら彼女らを応援するブログです。

自分の天命・使命って、見つけるの…意外と簡単かもしれない

1.『自分さがしの旅』

かつて、『自分さがしの旅』というのが、はやりました。

・・・どうして、みんな自分さがしをしたがるのか?

それは、

「自分は、何のために生きているんだろう?」

「自分が人生の中でやるべきことは何なんだろう?」

・・・って、みんな知りたがっている。

 

人によっては、

「自分には、もっとドラマティックな人生が与えられているはずだ!」

と考える人も多い。

 

ほんとうにそんな考えがいいのだろうか?

 

2.無理して、何者かになろうとするのをやめる

人は、

目標を描いて、

それに向かって努力し、

今とは別の自分になろうとするものです。

 

我々は、「自分の力で問題を解決するぞ!がんばれ!」

という教育の中で育ちました。

 

ほんとうは,がんばらなくていいんです。

 

自分に甘えちゃってもいいんです。

自分に甘くなる=人が甘えられる自分をつくる

 

甘えて、甘えあって

許して、許しあう

そんな友達がたくさんいると楽しいと思いませんか!?

 

そして「ありのままの自分」を認める。

「そのまんまの自分でいいんだよ!」

そうすると、人は本来の自分の長所や役割に気付き

その才能を十分に発揮できるようになると思います。

 

3.自分にスポットライトを当て続けると疲れる

自分が何者かになろうとして、ずっと自分に注目して、

「自分はこうしなきゃあいけない」

「自分はこうあるべきだ」

「こんな自分じゃあダメだ」

・・・

自分にスポットライトを当て続けることが、

自分のアイデンティティを保つ方法だと思ってきた。

 

でもそれで、結果が出ないときは、

自分に当てていたスポットライトを他人に向けてみませんか!?

 

「自分はこうでなければいけない!」という自分。

それを認められない自分。

・・・それは、自分が自分を攻撃していることになるのです。

・・・お釈迦様は、「自分を傷つける」ということを、最もいやしいことと戒めています。

 

「自分が、自分のことを認められない」

「自分が、自分に愛されていない」

・・・これほどツラいことはないです。

・・・自分を攻撃し続けている。

 

仏教の教えに『四摂法(ししょうぼう)』というのがあります。

これは、実践すべき四つの修業。

強烈に自分に当たっているスポットライトを、

自分以外の人にふり向けることによって、

自分に対して、

自分がかけているプレッシャーを分散していこうとするテクニックです。

 

「布施」

 自分が持っているものを何でもいいから、

 自分以外の人に与えていく。

 (笑顔もりっぱな布施です)

「愛語」

 誰かに対して、

 その人がうれしくなるような言葉をかける。

「利行」

 誰かのお役に立てることを、

 自分ができることを、

 なんでもいいからする。

「同事」

 いろんなものを平等にみる。

 

4.頼まれごとが、天命・使命につながる

頼まれ事を、不平不満を言わずに、ただ淡々と「はいわかりました」と笑顔で引き受けてやっていくと、

あることに気付くことがあります。

 

・・・それは、

「同じような頼まれ事が多い」ということです。

 

・・・もしかして、それが、あなたがこの世でやるべき天命・使命というものかもしれません。

 

人から頼まれることというのは、

もしかして、神さまが人を通して、あなたに与える課題なのかもしれません。

その課題が、あなたがやるべき天命や使命なのかもしれませんね(^^)