中高年はリタイアしたら、過去の仕事の栄光はいったん捨てなさい!【自分にもあてはまる、4つの戒め】
- 1.エラくもないのに、エラそうにみせる態度を捨てる
- 2.カシコくもないのに、カシコそうにみせる態度を捨てる
- 3.自分だけが努力している(他の人は努力していない)という自惚れ、思い上がりを捨てる
- 4.勝手な自分の思い、願い(虚栄心、執着心)を捨てる
1.エラくもないのに、エラそうにみせる態度を捨てる
過去のあなたの仕事の成功は、あなた以外の人たちの貢献や犠牲の上に成り立っている…ということがあります。
自分だけがエラいと思わないでください。
2.カシコくもないのに、カシコそうにみせる態度を捨てる
本当にエラい人、カシコい人は、SNSなどで、自分への賞賛をアピールしないものだと思います。
そのアピールには別の意図がある場合が多いです。
「自分はこんなすごいことをやった」、「○○賞をもらった」、「新聞に紹介された」、「テレビで取り上げられた」・・・など
こういう人は、やっぱり自分の心の中で「自分はエラいんだ」ということをアピールしたい気持ちがあると思います。
本当にエラい、カシコい人は『陰徳を積む』人だと思います。
『陰徳を積む』・・・良いことをしても、誰も見てくれてなくてイイや~!誰からも賞賛されなくてイイや~!…ただ、「お天道さま」が見ていてくれればイイや~!
SNSなどで、自分をアピールしようとする人は、
自分に劣等感があることに無意識に気付いているから、その劣等感を消そうとするのかもしれません(^^)
劣等感のない人は、世間に自分の良いところをアピールする必要はないはずです。
3.自分だけが努力している(他の人は努力していない)という自惚れ、思い上がりを捨てる
これは、頭が良くて、努力して成功した人が陥りやすい『罠』です。
私は、60歳を過ぎてから独学で勉強して、「国内旅行業務取扱主任者」という国家試験に、一発合格しました。(コロナ禍の前です(笑))
地元愛媛県西条市で、『着地型観光によるまちづくり』をやりたかったからです。
その後で、今度は『中小企業診断士』の国家試験に2年間チャレンジしました。
2年間勉強しましたが、不合格で難しくて、やめました。
自分も一時そうだったんですが、
こんなに60歳を過ぎても頑張っている自分と、他の人を比べた時に、他の人が「何もしていない。ボンくら。能力のない人。」と思えることがあるんです。
今から思えば、「傲慢、エゴのかたまり、世間をなめている」ということでしたね。
・・・まったく自分は、大バカ者だったんですね!
人には人それぞれの人生があって、ツラいこともいっぱい経験して、『今ココ』があるんですよね!
そんな人の人生をわかってあげて、その人を尊重してあげるべきです。
どちらがエラいも、どちらが良いも悪いもない!
みんな同じ人間!
・・・このことに早く気付くべきですね!
4.勝手な自分の思い、願い(虚栄心、執着心)を捨てる
世間で自分の周りに起こることは、+(プラス)も、-(マイナス)も、良いも悪いもありません。
・・・そう思う自分の心があるだけです。
のどが渇いて、コップに半分の水があったとします。
コップに半分の水があることは事実です。
…これを、自分ののどを潤すのにコップ半分の水じゃあ「足りない」と思うか、コップ半分の水もあって「ありがたい」と思うかは、
自分の心しだいです。
自分自身のとらえ方次第で、目の前の現象は「幸」にも「不幸」にもなるのです。
「自分はこうなんだ」、「これが私なんだ」という執着心を捨てませんか (^^)b/
お釈迦さまも、「諸行無常」、「諸法無我」とおっしゃっております (^ ^)b/