いっちゃんの VIVA! ちゅーこーねん

これまで何十年もの間、社会のため、家族のため等でがんばって生きてきた中高年の人たちが、これからの人生、笑顔で楽しく自分らしく生きられるように...そんな彼ら彼女らを応援するブログです。

良寛和尚の『和顔愛語』で、魅力ある後ろ姿をつくる

 

あなたの「顔」や「後ろ姿」、みんなに見られていますよ~!

良寛さん”って聞いたことがあると思います。

江戸時代の新潟県出雲崎の和尚さんです。

 

良寛和尚は、生涯一度も寺を持たず、妻子を持たず、物もほとんど持たず、

清貧の思想を貫きました。

 

自分は貧しい僧侶であるから、人に贈り物をあげたくてもあげるものがない。

・・・だからせめて、言葉を贈り物にしよう

 

自分の口から出る言葉は、常に温かいもの、人をやさしい気持ちにするもの、励ますもの、勇気づけるもの、心を安らげるものでありたい。

 

どんなときでも、ひどいことをされても、和顔愛語・和顔愛語・和顔愛語

 

「顔」というのは、直接自分では見えないものです。

つまり、「顔」は、他人に見てもらうためにあるのです。

 

「後ろ姿」も、直接自分では見えないです。

他人に見てもらうためにあるのです。

 

いつも人とは笑顔で接して、

どんなときも、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、心配事を言わず、

 

人に喜ばれるような言葉しか言わない

 

スーパーのレジのおネエさんにも、その他接客業の方も、

人と接したときには、ニコッと笑顔で、

人の良いところを見つけて誉める…

人の心が軽く、明るくなるようなことを言う…

そして、「ありがとう」…と言うようにしましょう。

 

あなたの後ろ姿に「運」が宿ってくると思います。

 

 

ここで良寛和尚が説いた『無財の7施』をご紹介します。

お金がなくても、自分の体を使ってお布施はできる…というものです。

 

眼施(慈眼施

 慈(いつく)しみの眼(まなこ)優しい目つきですべてに接する。

和顔施(和眼悦色施)

 いつも和やかに、穏やかな顔つきで人に接する。

愛語施言辞施

 もの優しい言葉を使うこと。

 しかし、叱るときは厳しく、愛情こもった厳しさが必要。

 思いやりのこもった態度と言葉を使うこと。

身施(捨身施

 自分の体で奉仕する。

 模範的な行動を身をもって実践すること。

 人の嫌がる仕事でも喜んで、気持ち良く実行する。

心施(心慮施)

 自分以外の人の為に心を配り、

 心底から共に喜んであげられる、ともに悲しむことができること。

 他人が受けた心の傷を、

 自分の傷の痛みとして感じ取れるようになる。

⑥壮座施

 わかりやすく言えば、座席を譲ること。

 疲れていても、電車の中では喜んで席を譲ってあげる。

 さらには、自分のライバルの為にさえも、

 自分の地位を譲っても悔いなしでいられる。

房舎施

 雨や風をしのぐところを与えること。

 例えば、突然の雨にあった時、自分がずぶ濡れになりながらも、

 相手に雨のかからぬようにしてあげること。

 思いやりの心をもってすべての行動をすること。

 

これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m